インドネシア、特に私の住むバリでは多くの人が最低賃金という政府が定めた賃金を基準に給料が定められています。そんな事も知らずにそれ以下の金額で働いている人も沢山います。
 
会社を新しく作るにあたり、給与規定を作る必要があったのでインドネシアの最低賃金について調べてみました。


上がり続けるインドネシアの最低賃金

jakarta

ここ十数年のジャカルタの最低賃金の推移を見てください。2014年で244万ルピア/月
日本円にして月2万2千円程度しかありませんが、驚くのはその上昇率。15年前の2000年と比べると5倍以上となっています。


tokyo

ちなみに東京の最低賃金推移、2013年時点で時給869円、月173時間労働したとるすと月15万円。しかし2000年と比べても1.2倍程度の伸び率。いかにこの数年で変化していないのかがわかります。
ただ日本で最低賃金を意識している人なんてほとんどいませんね。そこで平均給料なるものも調べてみました。


サラリーマン平均年収推移(年収ラボ)
heikin_suii24

うわ~、こうしてみるとちょっとショックですね。リーマンショック以降ずっと横ばい。。

もちろん日本の賃金に比べればインドネシアなんて鼻糞みたいなものですが、ユドヨノ大統領が「低賃金時代は終わった」と宣言するほど賃金は右肩上がりに上がっています。発展途上国ならではの面白さがありますね。




給与規定を作ってみて

さて最低賃金を踏まえながら会社の給与規定を作ってみて、本当に本当に悩みました。
新しい会社で人件費は抑えないといけないし、でもここで働いてくれる社員の生活も考えてあげないといけない。

特に周囲からこんなアドバイスを沢山いただくんです。
「教育とかしてもどうせすぐやめちゃうから安くしといたほうが良い」
「みんな最低賃金ばっかなんだから別に上げなくて良い」
「給与規定とか開示せずに何となくでやっといたほうが良い」
とか

でも自分が作る会社はそんな風にはしたくありませんでした。

悩んでいるときにCAの藤田さんのインタビュー記事をたまたま見てすごくしっくりくるものがあったんです。
「業績がいまひとつのときに社員のモチベーションをどう高めるかという話ではない。人のモチベーションが高まるのは、自分の仕事が会社に寄与していたり、サービスがみんなに使われていたりというとき。また、仕事の喜びはカネではないというが、安い給料で頑張れというのは明らかにおかしい。自分の業績を伸ばし、それによって十分な給料がベースにあることではじめて、やる気の話になる。この2つは避けて通れない。事業を伸ばすこと、十分な給料を払うことから目を背けてはいけない」


やっぱりどこの国であろうが僕は人が成長し、会社が成長し、給料も上がる、そんな会社で働きたいなぁと心から思いました。

決して多くの給料を払う会社ではありませんが、社員が頑張り、会社が成長すればそれを社員に還元していく。そしてそれを明示して行う。というインドネシアにはあまりない素敵な規定を作れたと思っています。


働いてくれる社員に「この会社で長く働きたい」
卒業していく社員に「この会社で働けてよかった」

そんな風に思ってもらえる会社にできるようにこれからも頑張ります。


※先日2015年度版についてのブログも書きましたのでよろしければご覧ください。
2015年インドネシアの最低賃金と東南アジア最低賃金比較


 2015/12/27: 2016年の情報はこちらに記載しています2016年インドネシア最低賃金を詳しくチェック
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900億とか、9000億とか言われているインドネシアのEコマースマーケットですがまだまだ市場もちゃんと計測できないほど未成熟なマーケットです。
しかしながらサイトも利用者もどんどん増えてきており、今後大きな成長が見込めるのは間違いありません。今日はインドネシアのECサイトについて書いてみたいと思います。

インドネシアのEコマースの問題点といえば何と言っても「決済」と「配送」だと言われています。
そこで今回インドネシアの主要なECサイトの決済方法がどのようになっているのか実際に調べてみました。

調査したのはインドネシアでも著名な下記18のECサイトです。 


PinkEmma
女性向けファッションECサイト。Pinterestみたいなトップページが特徴的だがサイトもかなり作り込まれていて機能も充実しています。
PinkEmma Indonesia


ZALORA
男女向けファッションECサイト。サイトはかなり高級感のある作り。即日配送(既に終了)、送料無料、返品無料などサービス面でもかなり先を行っています。
ZALORA Indonesia- Toko Sepatu dan Fashion Online ®


BERRYBENKA.com
こちらも高級感の漂う女性向けファッションサイトですね。GREE Venturesからも投資を受けています。
com


HiJup
イスラム教徒の女性が頭に覆う「ヒジャブ」というスカーフがサイト名になっている通り、イスラム教徒女性向けのファッションを商品に特化しています。
com



BHINNEKA.com
10年以上前にオープンし、未だに生き残っている老舗サイト。電化製品やオフィス用品などが主な商品。
Com- Toko Online


tokopedia
サイバーエージェント・ベンチャーズが出資した事でも有名な国内最大規模のオンラインショッピングモール。
Jual Beli Online Aman dan Nyaman - Tokopedia


blibli.com
ファッション、趣味、電化製品など何でも揃ってるショッピングサイト。サイトの機能もかなり作り込まれています。
com, sensasi belanja online shop ala mall


Rakuten.co.id
ご存知楽天のインドネシア版。しかし現地パートナーと提携を解消してからあまり元気がない様子。
Rakuten Belanja Online!


SUKAMART
住友商事が立ち上げた日用品eコマースサイト。食品、飲料、日用雑貨など日常で使う物をネットで購入できます。
Sukamart – Ind


Qoo10
韓国のGmarketとeBayのジョイントベンチャー。インドネシアの他に日本、シンガポール、マレーシア、中国、香港でサービスを展開しています。
Qoo10-Indonesia – rkemuka


elevenia
通信会社XL Axiataと韓国のSK Planetが手掛ける総合Eコマースサイト。シンプルなデザインですが商品数は50万点以上とボリューム満点。
elevenia - Surga Belanja Online Anda


LAZADA
こちらも超有名な総合Eコマースサイト。ドイツのRocket Internetを初め200億円以上の出資を受けているアジアのAmazonと呼ばれるサイトです。
id-


bukabuku.com
本の販売に特化したECサイト。サイトのデザインから見てもモロAmazonのパクリです。。。
com


BUKALAPAK.com
アイレップが資本・業務提携をしたことでも有名な大手C to Cマーケットプレース。今後はSEOも強化されるのでしょうね。
Bukalapak


GROUPON
あの有名なGROUPONのインドネシア版。寿司なんて売っているんですね。。
id


livingsocial
こちらもGROUPON系オンラインのクーポン共同購入サイト。
LivingSocial Indonesia


Tiket.com
インドネシアのNo1チケット予約サイト。ホテル、飛行機、電車、イベント、レンタカーなどなんでも予約できます。
comnser


traveloka.com
アメリカに留学し、シリコンバレーで働いていたエリートインドネシア人がジャカルタに戻り作った航空券予約サービス。
Tiket Pesawat Mt Promo



さて、サイトの紹介が長くなりましたが実際にこれらのサイトの決済方法が何に対応しているのかを調査しました。結果は下記の通り。

・銀行振り込み  17 / 18 サイトで対応
ほぼ全サイト対応しているのが銀行振り込み。特にBCA, mandiri, BNI, BRI は多くのサイトが対応しています。
  
・クレジットカード  15 / 18 サイトで対応
クレジットカードは意外にも対応しているサイトが多い 。VISAとMasterは多くのサイトで使用できます。これらのサイトは最先端を行くサイトというのもあるのでしょうが外国人からすると助かりますね。

・eマネー(銀行系)  14 / 18 サイトで対応
BCA KlikPay, mandiri clickpay, CIMB Clicks, e-Pay BRIなど銀行から多くのeマネー支払いサービスが提供されており、それらに対応しているサイトが意外に多いです。

・eマネー(民間系)  6 / 18 サイトで対応
XL Tunai, Mynt e-moneyという2社のサービスに対応しているサイトがありますが普及度はイマイチです。

・ATM払い  6 / 18 サイトで対応
銀行のATMで払えるというサービス。銀行振り込みに似ているので対応しているサイトは少ないです。

・ポイント払い  5 / 18 サイトで対応
ここで言うポイントとはそのサイト独自のポイントです。Tポイントのような物ではありません。しかも他の支払いと組み合わせて使うのではなくポイントだけで決済しないといけないので使うのは至難の業です。 

・代金引換  4 / 18 サイトで対応
意外にも全然対応しているサイトがなかったのが代金引換。これには運送会社側の対応も必要なのでまだ仕組みが上手く出来上がっていないという事なのでしょうか。

・コンビニ払い  2 / 18 サイトで対応
indomaretというコンビニで払えるサービスに2サイトだけ対応していますがほとんど普及していないようです。

・Paypal  2 / 18 サイトで対応
Paypalは日本でも対応しているサイトが多いとは言えませんのでこの位なのでしょうか。



まとめ
インドネシアではデビットカードの発行枚数は8000万枚を超えていますが、クレジットカードはまだ1500万枚程度(参照:Hello-Global) しかし先を行くサイトは既にクレジットカードやeマネー払いに対応し始めています。実際に私がPinkEmmaに問い合わせたところ、一番使われている支払い方はクレジットカードだと伺いました。

とはいえ日本の様に大半の人がクレジットカードで決済するのとは違い、インドネシアには貧富様々な人がいますので様々な支払い方を用意して対応しているといった印象を受けます。まだECサイトでの支払い方というのが確立されていないと感じます。

1Butik Baju Wa

Com - yaran

com   Hotel, Pesawat, Ker

この様に信じられないほど多くの決済方法の選択肢がユーザーに与えられています。
今後、クレジットカードの所有者が増えていきカード決済が増えていくのは間違いありませんが、同時にクレジットカードを持てないような庶民も少しずつオンラインで物を買うようになっていくでしょう。そうなった際に銀行振り込みだけではなく、代引きの様なサービスの普及には今後も注視が必要だと感じます。

2億4000万人のポテンシャルマーケットインドネシアのECサイトに今後も注目です。



PS
今回は決済の調査でしたので上記には含まれておりませんが、インドネシアのショッピングサイトで外せないのが下記の3サイト。むしろこの国はC to Cの方が断然よく使われています。

OLX(旧tokobagus)
超有名なC to Cマーケットプレース。TVやYoutubeなどの広告も本当によく目にします。最近名前をOLXに変更し東南アジアの他国のサイトとブランドの共通化を図っています。
id  t


berniaga.com
OLXには及ばないが人気のC to Cマーケットプレイス。打倒OLXに燃えているのがサイトやプロモーションをみてよくわかる。
com onesia


KASKUS
こちらも超有名なインドネシア語フォーラムサイト。日本の2chのような物にC to Cで物販のやり取りをできる場所があるイメージです。相当なトラフィックがあります。
Kaskus - The Largest Indonesian Community



















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バリに来てもうすぐ2ヶ月、毎日エキサイティングな日々を過ごしています。

さて大前研一さんは人生を変える方法として下記の3つを挙げています。
 
1.住む場所を変える
2.付き合う人を変える
3.時間配分を変える

これに当てはめてこの2か月を少し振り返ってみたいと思います。


 
1.住む場所を変える

Before:大都会東京

After:発展途上国のバリへ

今回は住む場所が海外に変わったので自動的に周囲の環境が全て一新しました。周りはインドネシア人ばかりで言葉が通じない、移動は常にバイクで危ないし疲れる(転んで怪我もした)、料理はマズいし、お腹を壊したりもする、欲しいものがあってもすぐに手に入らない、突然のスコールに打たれる、不便な事をあげればキリがありません。日々慣れない環境の中で試行錯誤する毎日です。それでも日本という先進国で何不自由ない暮らしをしてきた僕にとって日々の生活で創意工夫をしてサバイブしていかないといけないこの環境から学ぶ事は盛りだくさん、栄養満点の青汁みたいなもんです。

日本とインドネシアの差分を見る事で日本の食事や交通インフラの素晴らしさを再認識できましたし、住む場所が変わる事により何も学び取れていなかった日々の生活から多くの事を学ぶ事ができています。思えば初めて一人暮らしをした時も料理、洗濯、掃除など自然と生きる力を学んでいたのだと思います。

15
インドネシア料理。味はまぁまぁですが辛くてお腹を壊したりすることも。


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こっちの移動は 全てバイクです。
 

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雨というよりバケツで上から掛けられたような大雨が降ります。



2.付き合う人を変える

Before:100%日本人

After:インドネシア人60%、日本人30%、その他外人10%
 
日本では仕事関係の方や慣れ親しんだ友人との付き合いが主だった訳ですが、日々の生活で接する人の国籍もタイプも大きく変化しました。以前からの知人など一人もおらず全員がこの1,2ヶ月で知り合った方ばかりです。

まずこれによって日々使用する言葉が大きく変わりました。日本語100%の生活から日本語50%、インドネシア語30%、英語20%くらいの割合で使ってるでしょうか、バリにいると日本に行ったこともないのに日本語を話せる人がとても多くて驚きます。幸い日本語が話せるインドネシア人や日本人の方と多く知り合う事が出来たので今は日本語を使うことが多いのですが、インドネシア語も話せるようになる必要があるので学校に行きながら少しずつ覚えています。

 
僕が対峙する人は様々で言葉で分けると下記の7パターン

①日本語 & 英語 & インドネシア語が出来る人
②日本語 & 英語が出来る人
③日本語 & インドネシア語が出来る人
④英語 & インドネシア語が出来る人
⑤日本語だけが出来る人
⑥英語だけが出来る人
⑦インドネシア語だけが出来る人
※これに加えて他の言語が出来る人も多い

「日本語」、「英語」、「インドネシア語」 この3つの言葉を上手く活用できれば①~⑦まで全てのタイプとコミュニケーションが取れるわけです。当然日本語が出来る①、②、③、⑤の人とは上手くコミュニケーションが取れますが英語中心になる④と⑥だとまだ浅いコミュニケーションしか出来ません、⑦になると会話を成り立たせることもままなりません。でも不思議なもので僕の幼稚園児レベルのインドネシア語でも⑥の英語しか出来ない人よりも④の英語とインドネシア語が話せる人のほうがコミュニケーションが上手くとれます。相手も英語ネイティブではない人が多いので上手く簡単なインドネシア語で補足したり、自分がインドネシア語で知らない単語を英単語で捕捉したりと上手くMixしながら会話を成り立たせることが出来るようになってきました。

また付き合う人が外国人に変わり、宗教や歴史に関する知識の重要性を再認識しました。日本の日常会話ではほとんど登場しない宗教や歴史ですが、海外の人と話しをすると多くの場面で話題に上がります。バリにはイスラム教徒、ヒンドゥー教徒、キリスト教徒など様々な宗教の方がいますが、彼らの思想を勉強し理解し尊重する姿勢。それがない人間では深いコミュニケーションをする仲間としては認めてもらえません。幸いいい友人がたくさん出来たので色々と教えてもらってます。

goodpicture
アシスタントのアンディさん。日本語ペラペラです。



3.時間の使い方を変える

僕の人生において大きな時間の使い方を「仕事」、「家庭」、「プライベート」、「知人友人」、「睡眠・食事など」の5つに分類して考えてみました。

Before:
仕事:50%
家庭:1%
プライベート:15%
知人友人:4%
睡眠・食事など:30%
After:
仕事:30%
家庭:0%
プライベート:25%
知人友人:12%
睡眠・食事など:33%

グラフ


特徴と考察
・仕事の時間が減っている
⇒基本的に一人でやっているのでサラリーマン時代のように出社・退勤時間が決まっていて時間を拘束されることがないし、仕事とプライベートの違いがよくわからなくなっている気がする。
・プライベート、友人知人の時間が増えている
⇒今の状況では語学の勉強や人脈作りがとても重要な要素なので多くの時間を割くようになっている。
・睡眠・食事などの時間が少し増えている
⇒熱くて体力を消耗するし、勉強の効率をあげないといけないので睡眠時間を以前より多くとるようにしている。

意識して変えている部分と無意識にそうなっている部分がありますが、結果的には以前よりも無駄な時間が減り、有限である時間を有意義に使えていると思います。



まとめ
とにかくここ2ヶ月で毎日毎日が激しい変化の繰り返しで、自分がそれに適応するので精一杯でした。時には辛い時も寂しい時も不安で眠れない夜もありますが、それ以上に毎日刺激的な環境の中で挑戦出来ていてとても楽しいです。ダーウィンの進化論に習い、環境に合わせて自分をどんどんと変化させていく、その先に自分自身の成長、進化があると信じてこれからも頑張っていきます!



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今日で4週間のフィリピン短期語学が終わりました。4週間って結構あるし、毎日死ぬ気で勉強すればある程度英語力がレベルアップするだろう、そんな期待に胸躍らせながら海を渡りました。

僕が訪れたのはフィリピンのパンパンガ州クラークという閑静な街にある韓国人経営の英語学校です。この学校は厳しいと評判の学校で、韓国人が多いので日本語をしゃべる事ができず、短期留学にはもってこいという事で今回こちらの学校を選びました。ちなみにバギオというさらに北にも姉妹校があり、そちらの方が厳しいそうなのですが今回は既に満員という事で少し残念ですがクラークのほうに申し込みました。
日本語のHPもあります、この学校です。

授業料は4週間で14万円くらい、その他に飛行機代、遊ぶお金や諸経費を考えると全部で20万円くらいでしょうか。もっと安いところもあるようですが今回は厳しさを求めてこちらの学校にお世話になりました。

IMG_0906
All teachers, thank you for your teaching and kind.


生徒たち
この学校は全部で生徒が80人くらい、うち50人が韓国人、30人が日本人という感じでしょうか。先生はほぼ全員フィリピン人で50人以上いると思います。
思ったよりも日本人が多くて予想外でした。校内は”EOP(English Only Policy)”といって英語以外で話すと罰金など厳しいルールが用意されているのですが日本人同士でいるとついつい隠れて日本語で話してしまいます。僕は脳みそを完全英語モードにしたかったのであまり日本人の方とは仲良くしませんでした。
日本から来ている人たちは6割が学生、学校を休学して来ていたりします。4割は社会人の方で仕事を辞めて次の仕事までの間に来ている方が多いようです。僕もその中の一人ですね。
一方韓国人は7,8割が学生のようです。韓国では就職するのにTOEICなどの試験の高得点が必要になるので就活前に英語が苦手な学生さんが多く訪れているようです。韓国の厳しい就職活動ではスタンダードになっていますが彼らの中にはやはり不満も多いようです。みんながみんなサムスンや現代自動車のようなグローバル企業に入るわけではないですからね。
そのせいか割と韓国人達は不真面目な人が多いです。別に国籍で区別している訳ではないのですが韓国人の人達は嫌々勉強に来させられている人たちが多いようで授業をサボったりもよくします。日本という国全体の英語力は周知の通りですが、こういう場所に来る日本人は真面目で一生懸命勉強してる人が多いです。



施設・環境
個人的にはここの施設やこの街の環境にはほとんど不満はありません。
フィリピンは首都のマニラはややデンジャラスな場所ですがここクラークはのどかでとてもいい街です。

jipny
ジプニーにも気楽に乗れるようになりました。


uniqlo
ユニクロなんかが入ってる大型ショッピングモールにも近いです。



front
学校はこんな感じ。3階建てで本当の学校のように割と広いです。



garden
中庭は僕の好きな場所です。ゴルフの練習場所やプールなんかもあります。


water
校内には至る所にウォーターサーバーが。



room
泊まっていた部屋。4人部屋に男3人で暮らしていました。



shower
シャワー・トイレルーム。少し汚く見えますが割と快適です。一応ぬるいお湯も出ます。



food
ご飯はこんな感じ。韓国人経営だからか、毎回フィリピン人が作ったよくわからない韓国料理が出ます。毎回キムチがついてきます。味も微妙だし、すぐ飽きます。



授業
さて一番重要な授業ですが
毎日こんなスケジュールで生活していました。
 
6時:起床
6時~7時半:自習
7時半~8時:朝食(韓国料理)
8時~17時:マンツーマンレッスン8本ノック(昼食は抜いてバリのお仕事)
17時~18時:ディベートレッスン
18時~18時半:夕食(韓国料理)
18時半~24時:復習&宿題&予習&仕事

中々ハードなスケジュールで動きます。最初は脳が久しぶりの勉強に悲鳴をあげて偏頭痛がおきました。授業の内容はSpeaking、Listening、Grammarなど様々です。全て英語で進められるので集中力とめげないメンタルが必要です。
教材や進め方は基本的に先生に任せられています。教え方も割と上手いし、とても熱心に教えてくれるのでこちらのモチベーションも上がります。先生に限らずフィリピン人は東南アジアの中でも特に陽気で社交的なのでシャイな日本人でも楽しく話せます。また彼らは家族や友達などとの絆をとてもとても大切にしています。困っている仲間がいれば自分の生活が苦しくなったとしてもお金を分けて助けてあげたりします。僕はそういうフィリピン人のパーソナリティが大好きです。

僕はディベートのクラスも取っていたのであらゆるテーマで韓国人やフィリピン人と英語で議論しました。異国の人とと真剣に国の歴史や文化、経済、社会問題などについて話をすると「自分は日本の事も世界の事も何も知らなかったなぁ」なんて思ったりします。

class
教室はこんな感じで小さな個室に先生とマンツーマンです。



jipsy
先生は毎時間変わりますが可愛い先生だとテンションが上がります。




まとめ
本気で英語を身につけたいと考えている方、英語で仕事をしたいと考えている方にとってフィリピンでの語学留学は一つの選択肢としてアリではないでしょうか。

僕の意見としては
・陽気なフィリピン人と楽しく学べる
・施設、環境も割と充実している
・毎日長時間英語に触れるので上達も早い
・生活自体が強制的な英語環境なので学ぶ事が実践的
・そんなに高くない
こんな風にポジティブに感じています。

一方で勘違いしてはいけないのが決して楽に上達する訳ではないということ
・サボろうと思えばいくらでもサボれる
・日本人と仲良く隠れて日本語で話すこともできる
・自分から動かないと友達すらできない
・日本より部屋や街は汚い
・ネットは遅い、シャワーは弱くぬるい
・料理はおいしくない
ようするに自分との戦いに勝てるかという事ですね。

3ヶ月くらい行って死ぬ気で勉強すればある程度"なんとかなる"レベルにはなると思います。日本の英会話スクールみたいな所に毎週1回を1年通ってもなかなか"なんとかなる"レベルまでいかないですよね。


ついでにですがなぜフィリピン人はこんなにも英語が話せるのか。
フィリピン人に聞くとやはり教育だとみんな言います。フィリピンでは小学校から英語を勉強し、学校の授業は9割が英語で行われるそうです。学生時代は生活の半分近くを学校で過ごし、その中の9割が英語。当然普段の生活や仕事でも必要になってくるので彼らも英語の必要性をしっかりと理解して勉強しています。しかもおしゃべりな国民性で四六時中話をしているとなれば彼らの英語力が優れているのも納得できます。
対して日本はどうでしょうか。政府は英語を小学校から教育科目に入れたり、外国人教師の数を増やしたりしようとしていますが本当にそれだけで変わるのでしょうか。英語を話す必要のない国で生まれ育った、またこれから育つ日本人は本当に英語が話せるようになるのでしょうか。


Googleの村上さんが「英語は自転車のようなもの」とおっしゃっています。
とにかくまずは乗れるようになりたいと思う事、乗らなきゃならないと思う事、そうすればグラグラして上手く乗れなくても、転んで怪我をしても一生懸命練習して徐々に上手く乗れるようになってきます。そして乗れた時には、同じく乗れる友達と遊んだり、今まで行けなかった遠くに行けたりします。僕はまだ三輪車レベルですが、補助輪付きでなんとか乗れるくらいのレベルになってきました。

僕は英語学習のKPIを時間においています。一日に少しでも多くの時間に英語に触れる事、一日も勉強をサボらない事。散々どんな勉強方法が効率的か考えてきましたがシンプルにKPIを時間においてから気持ちが楽になりました。そして少しずつ上達してきました。このまま努力し続ければきっといつか上手く話せるようになるはずだと信じています。
強く強く信じています。


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今日は大晦日。学校もお休みです。
折角来たフィリピンなので年末関係なく社会勉強しようと思いバスで2時間かけてCUBAO(クバオ) という街まで旅行に来ました。
目的はスモーキーバレーと呼ばれるパヤタス ダンプサイトという廃棄物処理地区を見る事です。


パヤタス ダンプサイトとは?
かつて、フィリピンにはマニラの近くのトンド地区にという所に大型の廃棄物処分場が存在しました。日本のテレビでも時折放映さえていたのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
ゴミから排出されるガスなどが化学反応を起こしゴミが燃え煙が立ち上ることからスモーキーマウンテンと呼ばれていました。この廃棄物処分場は各国からの批判を受け、1995年に政府によって強制的に閉鎖されました。
ご存じの方もいる通り、ワンピースでルフィ、エース、サボが育った不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)という場所はここがモデルになっています。
グレーターミナル
政府はスカベンジャーと呼ばれるゴミを拾って生活をする人々の為に新たな住居を用意して強制的に貧しい人々を撤去しようとしたのですがスカベンジャー達にはその新たな住居の賃金も払えないし、ゴミを拾う以外の仕事の仕方もわからない。そこで彼らはマニラの北にある大型廃棄物処分場のパヤタス ダンプサイトに移住していきました。

パヤタス ダンプサイトには毎日大量のゴミが集められ、それらを集めるスカベンジャーや集めたゴミの中の有価物を買取り売却するブローカー達のバラックが立ち並び巨大なスラム街となっています。
2000年に元々無理な積み方をしていたゴミ山が倒壊し何百人もの死者を出す大事件があり一度は閉鎖されましたが元々政府の方針により大気汚染の問題を考慮してゴミは焼却ではなく積み上げ方式で処理していた為、全てのゴミを処理しきれずに2001年に再開されており、ゴミの処理方法やスラム住民の生活は未だに大きな問題となっています。



実際に見てきたパヤタス ダンプサイト
クバオからジプニーで20分くらいかけてフェアビューという大型ショッピングモールなどもあるごく普通の街に向かいました。ここから車で数km走ればパヤタスに行く事が出来ると事前に調べてありました。
タクシーの運転手さんに「パヤタスに行きたいんだけど」とお願いすると
「あんな汚くて危ないところに行きたくない」と何人かに断られました。
数人目で「なんであんな所に行きたいんだ?」と聞かれ「社会の問題を勉強したいんです」と
答えると「近くまでなら連れてってやる」と言って送ってくれました。この運転手のオッチャンがいい人で割と詳しくゴミ問題にについて教えてくれました。

15分くらいするとなんだか少し臭くなってきました。ゴミと人間が暮らす街パヤタスダンプサイトに到着です。街の中には入れないからと言われ、タクシーのオッチャンとはここでお別れ。トライシクルに乗り換えてさらに街の奥に入っていきます。一人で中に入って歩くのはかなり危険らしく、ずっとトライシクルの兄ちゃんに案内してもらう事にしました。


写真 3
ゴミ山のすぐ近くに暮らす人々



写真 2 (1)
何やら路上で金品を売買する人達を発見。ゴミから見つけたものなのでしょうか。
厳つい目で見ていますがこの後全員揃って笑顔でピースしてくれました。


写真 002
ゴミと人間が共に暮らしています

 
写真 003
毎日ゴミを仕分けお金になるものを探す人々



写真 03
缶だけを集める人やペットボトルだけを集める人もいます



中を見て回るとやはり強烈な匂いと不衛生な環境に体が拒否反応を示します。
昔に比べ、かなり整備されて改善されていると聞いたのですがそれでもずっと日本でのんびりと暮らしていた僕にとっては衝撃的なシーンの連続でした。市の許可証をもらっておけばゴミ山の中まで見学する事が出来るようなのですが一人で飛び込みで行ったのでそんな事は知らず、夕暮れも近く危険になるという事で引き返すことにしました。



ゴミ問題について考えた
今回有名なゴミ処理場に訪れ、胸を痛ませながら多くの事を考えました。
本当この旅では自分の無力感を感じる事がとても多いです。。

ゴミの中から有価物を見つける仕事しか知らず、健康上の問題も負いながらゴミ山で働く人達を見ました。彼らが1日に稼ぐお金は50ペソから100ペソだそうです。日本円にしてたったの110円~230円です。体を壊して死んでしまう人も餓死してしまう人も沢山いるでしょう。
それでもこの村で暮らす子供たちは笑顔でゴミの中から見つけた遊び道具で遊んだりしています。

このゴミ問題、決してフィリピンだけの問題ではありません。
僕らが生活をする上で毎日数えきれないくらいのゴミが排出されていて僕らの知らない場所で、知られていない犠牲を払いながらゴミが処理されています。


気になって調べてみましたが日本の排出量は世界でもトップクラスです。
世界のゴミ排出量
中国やインドなどが入っていませんが日本が大量のゴミを排出しているのは間違いありません。
では日本はどうやってゴミを処理しているのか。一部は埋め立てていますが基本的には燃やしています。

▼世界のゴミ焼却炉数
ドイツ51
アメリカ168
日本1893
フランス100
イタリア51
スイス29
スウェーデン21
オランダ9
イギリス7
出典:環境創造株式会社


日本はゴミ焼却炉数で断トツの世界一です。同時にダイオキシン排出量も世界一です。
国土が狭い上に焼却しなければ処理できないだけの大量のゴミが排出されている事が原因だそうです。


また、これから世界のゴミ排出量は
2010年が104億トン
2025年には148億トン
2050年には223億トン
になると予想されているようです。

う~ん。。。

環境問題を考えていくと本当にこれまでの自分が恥ずかしくなります。
自分も含め経済の発展を考える人たちは世界中に山ほどいますが、環境の改善を考える人は本当に一握り。今日ここで学んだことが何も生かされなければ意味がありません。
明日から丁度新年になりますし僕の好きな言葉『Think globally, act locally』に習い小さなことから取り組んでいきたいと思います。



何度も見た動画ですが今日また見直しました。




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