今日で4週間のフィリピン短期語学が終わりました。4週間って結構あるし、毎日死ぬ気で勉強すればある程度英語力がレベルアップするだろう、そんな期待に胸躍らせながら海を渡りました。

僕が訪れたのはフィリピンのパンパンガ州クラークという閑静な街にある韓国人経営の英語学校です。この学校は厳しいと評判の学校で、韓国人が多いので日本語をしゃべる事ができず、短期留学にはもってこいという事で今回こちらの学校を選びました。ちなみにバギオというさらに北にも姉妹校があり、そちらの方が厳しいそうなのですが今回は既に満員という事で少し残念ですがクラークのほうに申し込みました。
日本語のHPもあります、この学校です。

授業料は4週間で14万円くらい、その他に飛行機代、遊ぶお金や諸経費を考えると全部で20万円くらいでしょうか。もっと安いところもあるようですが今回は厳しさを求めてこちらの学校にお世話になりました。

IMG_0906
All teachers, thank you for your teaching and kind.


生徒たち
この学校は全部で生徒が80人くらい、うち50人が韓国人、30人が日本人という感じでしょうか。先生はほぼ全員フィリピン人で50人以上いると思います。
思ったよりも日本人が多くて予想外でした。校内は”EOP(English Only Policy)”といって英語以外で話すと罰金など厳しいルールが用意されているのですが日本人同士でいるとついつい隠れて日本語で話してしまいます。僕は脳みそを完全英語モードにしたかったのであまり日本人の方とは仲良くしませんでした。
日本から来ている人たちは6割が学生、学校を休学して来ていたりします。4割は社会人の方で仕事を辞めて次の仕事までの間に来ている方が多いようです。僕もその中の一人ですね。
一方韓国人は7,8割が学生のようです。韓国では就職するのにTOEICなどの試験の高得点が必要になるので就活前に英語が苦手な学生さんが多く訪れているようです。韓国の厳しい就職活動ではスタンダードになっていますが彼らの中にはやはり不満も多いようです。みんながみんなサムスンや現代自動車のようなグローバル企業に入るわけではないですからね。
そのせいか割と韓国人達は不真面目な人が多いです。別に国籍で区別している訳ではないのですが韓国人の人達は嫌々勉強に来させられている人たちが多いようで授業をサボったりもよくします。日本という国全体の英語力は周知の通りですが、こういう場所に来る日本人は真面目で一生懸命勉強してる人が多いです。



施設・環境
個人的にはここの施設やこの街の環境にはほとんど不満はありません。
フィリピンは首都のマニラはややデンジャラスな場所ですがここクラークはのどかでとてもいい街です。

jipny
ジプニーにも気楽に乗れるようになりました。


uniqlo
ユニクロなんかが入ってる大型ショッピングモールにも近いです。



front
学校はこんな感じ。3階建てで本当の学校のように割と広いです。



garden
中庭は僕の好きな場所です。ゴルフの練習場所やプールなんかもあります。


water
校内には至る所にウォーターサーバーが。



room
泊まっていた部屋。4人部屋に男3人で暮らしていました。



shower
シャワー・トイレルーム。少し汚く見えますが割と快適です。一応ぬるいお湯も出ます。



food
ご飯はこんな感じ。韓国人経営だからか、毎回フィリピン人が作ったよくわからない韓国料理が出ます。毎回キムチがついてきます。味も微妙だし、すぐ飽きます。



授業
さて一番重要な授業ですが
毎日こんなスケジュールで生活していました。
 
6時:起床
6時~7時半:自習
7時半~8時:朝食(韓国料理)
8時~17時:マンツーマンレッスン8本ノック(昼食は抜いてバリのお仕事)
17時~18時:ディベートレッスン
18時~18時半:夕食(韓国料理)
18時半~24時:復習&宿題&予習&仕事

中々ハードなスケジュールで動きます。最初は脳が久しぶりの勉強に悲鳴をあげて偏頭痛がおきました。授業の内容はSpeaking、Listening、Grammarなど様々です。全て英語で進められるので集中力とめげないメンタルが必要です。
教材や進め方は基本的に先生に任せられています。教え方も割と上手いし、とても熱心に教えてくれるのでこちらのモチベーションも上がります。先生に限らずフィリピン人は東南アジアの中でも特に陽気で社交的なのでシャイな日本人でも楽しく話せます。また彼らは家族や友達などとの絆をとてもとても大切にしています。困っている仲間がいれば自分の生活が苦しくなったとしてもお金を分けて助けてあげたりします。僕はそういうフィリピン人のパーソナリティが大好きです。

僕はディベートのクラスも取っていたのであらゆるテーマで韓国人やフィリピン人と英語で議論しました。異国の人とと真剣に国の歴史や文化、経済、社会問題などについて話をすると「自分は日本の事も世界の事も何も知らなかったなぁ」なんて思ったりします。

class
教室はこんな感じで小さな個室に先生とマンツーマンです。



jipsy
先生は毎時間変わりますが可愛い先生だとテンションが上がります。




まとめ
本気で英語を身につけたいと考えている方、英語で仕事をしたいと考えている方にとってフィリピンでの語学留学は一つの選択肢としてアリではないでしょうか。

僕の意見としては
・陽気なフィリピン人と楽しく学べる
・施設、環境も割と充実している
・毎日長時間英語に触れるので上達も早い
・生活自体が強制的な英語環境なので学ぶ事が実践的
・そんなに高くない
こんな風にポジティブに感じています。

一方で勘違いしてはいけないのが決して楽に上達する訳ではないということ
・サボろうと思えばいくらでもサボれる
・日本人と仲良く隠れて日本語で話すこともできる
・自分から動かないと友達すらできない
・日本より部屋や街は汚い
・ネットは遅い、シャワーは弱くぬるい
・料理はおいしくない
ようするに自分との戦いに勝てるかという事ですね。

3ヶ月くらい行って死ぬ気で勉強すればある程度"なんとかなる"レベルにはなると思います。日本の英会話スクールみたいな所に毎週1回を1年通ってもなかなか"なんとかなる"レベルまでいかないですよね。


ついでにですがなぜフィリピン人はこんなにも英語が話せるのか。
フィリピン人に聞くとやはり教育だとみんな言います。フィリピンでは小学校から英語を勉強し、学校の授業は9割が英語で行われるそうです。学生時代は生活の半分近くを学校で過ごし、その中の9割が英語。当然普段の生活や仕事でも必要になってくるので彼らも英語の必要性をしっかりと理解して勉強しています。しかもおしゃべりな国民性で四六時中話をしているとなれば彼らの英語力が優れているのも納得できます。
対して日本はどうでしょうか。政府は英語を小学校から教育科目に入れたり、外国人教師の数を増やしたりしようとしていますが本当にそれだけで変わるのでしょうか。英語を話す必要のない国で生まれ育った、またこれから育つ日本人は本当に英語が話せるようになるのでしょうか。


Googleの村上さんが「英語は自転車のようなもの」とおっしゃっています。
とにかくまずは乗れるようになりたいと思う事、乗らなきゃならないと思う事、そうすればグラグラして上手く乗れなくても、転んで怪我をしても一生懸命練習して徐々に上手く乗れるようになってきます。そして乗れた時には、同じく乗れる友達と遊んだり、今まで行けなかった遠くに行けたりします。僕はまだ三輪車レベルですが、補助輪付きでなんとか乗れるくらいのレベルになってきました。

僕は英語学習のKPIを時間においています。一日に少しでも多くの時間に英語に触れる事、一日も勉強をサボらない事。散々どんな勉強方法が効率的か考えてきましたがシンプルにKPIを時間においてから気持ちが楽になりました。そして少しずつ上達してきました。このまま努力し続ければきっといつか上手く話せるようになるはずだと信じています。
強く強く信じています。


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今日は大晦日。学校もお休みです。
折角来たフィリピンなので年末関係なく社会勉強しようと思いバスで2時間かけてCUBAO(クバオ) という街まで旅行に来ました。
目的はスモーキーバレーと呼ばれるパヤタス ダンプサイトという廃棄物処理地区を見る事です。


パヤタス ダンプサイトとは?
かつて、フィリピンにはマニラの近くのトンド地区にという所に大型の廃棄物処分場が存在しました。日本のテレビでも時折放映さえていたのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
ゴミから排出されるガスなどが化学反応を起こしゴミが燃え煙が立ち上ることからスモーキーマウンテンと呼ばれていました。この廃棄物処分場は各国からの批判を受け、1995年に政府によって強制的に閉鎖されました。
ご存じの方もいる通り、ワンピースでルフィ、エース、サボが育った不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)という場所はここがモデルになっています。
グレーターミナル
政府はスカベンジャーと呼ばれるゴミを拾って生活をする人々の為に新たな住居を用意して強制的に貧しい人々を撤去しようとしたのですがスカベンジャー達にはその新たな住居の賃金も払えないし、ゴミを拾う以外の仕事の仕方もわからない。そこで彼らはマニラの北にある大型廃棄物処分場のパヤタス ダンプサイトに移住していきました。

パヤタス ダンプサイトには毎日大量のゴミが集められ、それらを集めるスカベンジャーや集めたゴミの中の有価物を買取り売却するブローカー達のバラックが立ち並び巨大なスラム街となっています。
2000年に元々無理な積み方をしていたゴミ山が倒壊し何百人もの死者を出す大事件があり一度は閉鎖されましたが元々政府の方針により大気汚染の問題を考慮してゴミは焼却ではなく積み上げ方式で処理していた為、全てのゴミを処理しきれずに2001年に再開されており、ゴミの処理方法やスラム住民の生活は未だに大きな問題となっています。



実際に見てきたパヤタス ダンプサイト
クバオからジプニーで20分くらいかけてフェアビューという大型ショッピングモールなどもあるごく普通の街に向かいました。ここから車で数km走ればパヤタスに行く事が出来ると事前に調べてありました。
タクシーの運転手さんに「パヤタスに行きたいんだけど」とお願いすると
「あんな汚くて危ないところに行きたくない」と何人かに断られました。
数人目で「なんであんな所に行きたいんだ?」と聞かれ「社会の問題を勉強したいんです」と
答えると「近くまでなら連れてってやる」と言って送ってくれました。この運転手のオッチャンがいい人で割と詳しくゴミ問題にについて教えてくれました。

15分くらいするとなんだか少し臭くなってきました。ゴミと人間が暮らす街パヤタスダンプサイトに到着です。街の中には入れないからと言われ、タクシーのオッチャンとはここでお別れ。トライシクルに乗り換えてさらに街の奥に入っていきます。一人で中に入って歩くのはかなり危険らしく、ずっとトライシクルの兄ちゃんに案内してもらう事にしました。


写真 3
ゴミ山のすぐ近くに暮らす人々



写真 2 (1)
何やら路上で金品を売買する人達を発見。ゴミから見つけたものなのでしょうか。
厳つい目で見ていますがこの後全員揃って笑顔でピースしてくれました。


写真 002
ゴミと人間が共に暮らしています

 
写真 003
毎日ゴミを仕分けお金になるものを探す人々



写真 03
缶だけを集める人やペットボトルだけを集める人もいます



中を見て回るとやはり強烈な匂いと不衛生な環境に体が拒否反応を示します。
昔に比べ、かなり整備されて改善されていると聞いたのですがそれでもずっと日本でのんびりと暮らしていた僕にとっては衝撃的なシーンの連続でした。市の許可証をもらっておけばゴミ山の中まで見学する事が出来るようなのですが一人で飛び込みで行ったのでそんな事は知らず、夕暮れも近く危険になるという事で引き返すことにしました。



ゴミ問題について考えた
今回有名なゴミ処理場に訪れ、胸を痛ませながら多くの事を考えました。
本当この旅では自分の無力感を感じる事がとても多いです。。

ゴミの中から有価物を見つける仕事しか知らず、健康上の問題も負いながらゴミ山で働く人達を見ました。彼らが1日に稼ぐお金は50ペソから100ペソだそうです。日本円にしてたったの110円~230円です。体を壊して死んでしまう人も餓死してしまう人も沢山いるでしょう。
それでもこの村で暮らす子供たちは笑顔でゴミの中から見つけた遊び道具で遊んだりしています。

このゴミ問題、決してフィリピンだけの問題ではありません。
僕らが生活をする上で毎日数えきれないくらいのゴミが排出されていて僕らの知らない場所で、知られていない犠牲を払いながらゴミが処理されています。


気になって調べてみましたが日本の排出量は世界でもトップクラスです。
世界のゴミ排出量
中国やインドなどが入っていませんが日本が大量のゴミを排出しているのは間違いありません。
では日本はどうやってゴミを処理しているのか。一部は埋め立てていますが基本的には燃やしています。

▼世界のゴミ焼却炉数
ドイツ51
アメリカ168
日本1893
フランス100
イタリア51
スイス29
スウェーデン21
オランダ9
イギリス7
出典:環境創造株式会社


日本はゴミ焼却炉数で断トツの世界一です。同時にダイオキシン排出量も世界一です。
国土が狭い上に焼却しなければ処理できないだけの大量のゴミが排出されている事が原因だそうです。


また、これから世界のゴミ排出量は
2010年が104億トン
2025年には148億トン
2050年には223億トン
になると予想されているようです。

う~ん。。。

環境問題を考えていくと本当にこれまでの自分が恥ずかしくなります。
自分も含め経済の発展を考える人たちは世界中に山ほどいますが、環境の改善を考える人は本当に一握り。今日ここで学んだことが何も生かされなければ意味がありません。
明日から丁度新年になりますし僕の好きな言葉『Think globally, act locally』に習い小さなことから取り組んでいきたいと思います。



何度も見た動画ですが今日また見直しました。




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先週から英語学習の為フィリピンに短期留学に来ています。
4週間滞在の予定なので1月10日まで、初の海外での年越しとなります。

さて、折角フィリピンに来たのでこの国の事をもう少しよく知りたいと思い色々と調べみました。


マクロデータで見るフィリピン 
 ご存じの通り成長を続ける東南アジアの国々。
フィリピンも例外ではなく近隣国同様に様々なマクロデータがその成長を表しています。

人口の推移
人口は2012年時点で9500万人以上、10年後には日本を追い抜くでしょう。


 一人当たりの名目GDP(USドル)の推移
一人当たりGDPは2012年時点で2,611US$ 5年前と比べて1.5倍に伸びています。


名目GDP(USドル)の推移
GDPは2012年時点で2,500億US$ こちらも5年間で1.7倍に伸びています。

というように順調に経済成長しており、今後も当然伸び続けるという予測が立っているフィリピン。
理由としては主に下記の2つがあげられています。
①海外からの直接投資が順調に増加
②安定した海外出稼ぎ労働者からの送金


①海外からの直接投資が順調に増加

直接投資受入額
※JETRO調べ

2012年時点で直接投資額は68億US$、年々増加をしてきています。
この理由としては当然人口や経済成長などマーケットとしての魅力が伸びてきていることもありますが優秀な英語人材が低賃金で雇えるという事でコールセンターやITエンジニアとしてフィリピン人を雇いたい外資系企業が増えてきているのも一因だと思います。最近ではセブ島なんかにオフショアの開発拠点を置く日系企業も増えてきました。
また、以前は国の汚職問題などがひどく少し敬遠されていたようですが、反汚職の取り組みなどが功を奏しはじめ有効な投資適格国として評価され始めているようです。


②安定した海外出稼ぎ労働者からの送金
海外労働者送金額
※三菱UFJ銀行調査データより

フィリピンが数年前から出稼ぎ施策のようなものを始め、今では1000万人近くの出稼ぎ労働者がいると言われています。国内の労働人口が4000万人と考えると合計労働人口が5000万人で働ける人5人に1人が海外で働いている国という事になります。
また、2012年時点で海外出稼ぎ労働者からのフィリピン送金額は214億US$
これは銀行を通した金額なので実際に手渡しなどほかの方法も含めて考えると倍の400億US$近くあると言われています。2013年度の国家予算が490億US$なので国家予算に近い金額が出稼ぎ労働者から送られてきているというからすごい。日本にも多くのフィリピン人が来ていますが彼らはフィリピンという国家を支える貴重な労働力だと考えると少し見方も変わりますよね。



フィリピン人に聞くフィリピン経済
私が通う学校では経済について話をする機会も多くフィリピンの人達が
自国の経済についてどう考えているか何人かの先生から聞くことが出来ました。

僕「How is the Philippine's economy?」
先生A「It's bad」
先生B「No good」
先生C「terrible」

誰に聞いても大概がこんな感じのリアクションになります。

僕「でもフィリピンの経済は伸びてるじゃん?」
先生A「あんなの嘘よ」
先生B「私たちの給料なんて全く上がらないし」
先生C「政府は腐りきってるわ」

こんな話をされます。
長期政権のアキノ大統領ですが一般市民からの人気が盤石とは言えないようです。


では実際のところはどうなのか?
それは今の僕にはわかりませんがもう少しだけ調べてみました。

失業率の推移
各国の失業率推移を見てみるとフィリピンが断トツで高く、7%前後からなかなか改善できていないのがわかります。
日本とは違い豊富な労働人口がいるものの、その人たちに与える仕事がなかなか作れていないということでしょうか。


次に商工会議所からこんなデータが出ているのを見つけました。
商工会議所データ
フィリピン日本人商工会議所データ

世帯収入月額別の世帯数、これを少し加工してみました。

まず人口について、こっちに来てフィリピンのこのデータでいうClassC、D、Eの人達と話をしていて兄弟の話を聞くと、みんな異常に兄弟が多いのです。10人兄弟なんていうのが当たり前です。単純に人口を世帯数で割ると人世帯当たり5人家族という計算になりますが、フィリピンの場合、高所得層はあまり多くの子供を持たず低所得層の方が多くの家族を抱えているようです。
これには性教育の問題なども関連しているようですが本当のところはよくわかりません。
とりあえず、聞いた話を元に階層別の想定世帯内人数をだし人口を出してみました。
商工会議所データ+人口
フィリピン日本人商工会議所データを基に作成

この計算でいくとClassAとBはわずか66万人しかいないという事になります。
フィリピンの経済を動かしているといわれる華僑がフィリピンには100万人以上いると言われていますがこのデータでいくとClassA,Bの大半は華僑なのではという想像もできます。


次に世帯収入がフィリピンの金額だと実感がわかないので日本円換算、日本物価換算してみました。
収入別世帯数
フィリピン日本人商工会議所データを基に作成

そうすると上記の通り、日本物価換算すると世帯月収が23万円以下の世帯が78%、人口でいくと83%が世帯収入23万円以下で暮らしているという事になります。物価換算してこの数字は驚きです。


一応日本のデータも総務省のデータを参照してみました。
日本は核家族化など状況は違うものの世帯収入100万円以下が10%未満。
やはり日本は豊かな国です。
日本世帯別収入




結論
フィリピンの経済が全体として伸びているのは間違いない。
ただし一般的なフィリピン人の多くは貧困層であり
彼らの生活水準改善は依然として深刻な問題となってる。
これが今回私が調べてみて感じたフィリピンという国の経済です。

日本から報道や数字だけで見てしまうと気づかない事も現地に来て現地の人の
生の声を聞くことでわかることが沢山あります。
海外に出て一番学んだのはこの学ぶ事の大切さかもしれません。
まだまだ視野が狭いですがこれからも現地に赴いて色々と学んでいきたいと思います。












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麻布で尊敬している社会企業家コぺルニクの中村さんのお話を聞いてきました。

コぺルニクという団体は元マッキンゼー、国連の中村さんが国連時代の同僚である奥様と
作られたNPOです。

「途上国にテクノロジーを波及させ、貧困削減を加速したい。」
という思いの元、途上国の人々の生活を新しいやり方で改革されている姿は
まさに私のやりたい夢の姿そのもので以前から憧れておりました。

コぺルニクさんのモデルは「ファウンダーと呼ばれる個人支援者」、「途上国の地元団体」、「テクノロジーを持つ会社や大学」の3者をオンラインで結び付け、途上国の人々の生活が効果的、自立的、継続的に行われる仕組みを作っています。自律的、継続的というのが凄いですね。

KP


英語の講演会でしたが、事前に知っていたこともありかなり聞き取る事ができました。
また、最後に質問タイムを設けていただき基本的に兎に角手を上げて質問する事に
している私は見事質問の権利を得る事が出来ました。

私の質問「途上国支援ビジネスを勉強するには何が一番の方法でしょうか?」

中村さんの回答「わかりません、実際に行く事が一番だと思います。」

私の拙い英語の質問にも本心で答えていただき心が震えました。
しかもコぺルニクさんのヘッドクォーターは私がこれから行くバリのウブドだとか。


いや~胸が熱くなったいい一日でした。
頑張ろう!


▼コぺルニク日本語HP
http://kopernik.info/ja

▼コぺルニク事業紹介動画

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ジャカルタにわずか1日で別れを告げ、海を渡りバリに到着しました。
この地を訪問した目的は決して海や山に遊びに行く事ではありません。
知人から誘われていたバリでの会社設立及び新規ビジネスの実現可能性を調査しに行く為です。
僕はあまり本当に乗り気ではなかったのですが、取り敢えず3日間は真剣に一緒にやるつもりで
ここで働いてみて、本当にここで自分のやりたい仕事ができるのか見極めようと考えていました。

バリのイメージはハワイや沖縄のような観光地とっいったイメージを持っていたが訪問してからもそのイメージは大きくは変わらず、やはり観光業や飲食業で成り立っている島なんだなぁと感じました。
多くの日本人が住んでおり、人生の余生をバリという地で優雅に過ごしている人、バリでビジネスをして上手く成功を収めている人など様々な人にお話を伺うことが出来ました。
お話を伺うと、バリはここ10年で目覚ましい発展を遂げているようで今では豪邸や飲食店が立ち並ぶ土地も10年前には道路もなく田んぼだった場所も多いといいます。観光地としての人気と航空機の利便性が増したことで島の経済が大きく成長しそれに伴い各地がより整備されていくといういいスパイラルに入っているようです。


バリでの会社登記

肝心のビジネス立ち上げに関してですが、インドネシアで新たに会社を立ち上げてビジネスをしようとする場合、インドネシア人のパートナーを見つけ、インドネシア人にオーナーになってもらい会社を立ち上げる方法(つまりインドネシアの企業という事になる)と外資企業として立ち上げる方法がある。前者でやる場合は特に制限もなく手続きなども簡単だが会社自体はインドネシア人の物となる為、信頼できるパートナーを見つける必要があります。後で裏切られたり揉めたりしてトラブルになるケースが多くあるようです。後者の場合、外資企業が登記する為の条件が業種ごとに細かく設定されており、やりたい事業が実現が思うように出来なかったりします。例えば「資本金の49%はローカル資本にしなければならない」、や「特別な審査が入る」などの条件です。そもそも登記出来ない業種もあります。要は「その事業はインドネシアの国益につながりますか?」という事業を規制しているのです。その辺りの細かい話が全然わかっていなかったのですが幸いにも現地で何度も新会社の設立コンサルティングをやっており、旦那さんがインドネシア人の弁護士という方にお会いする事ができ、色々な手続きの工夫をしたり申請の際に裏技を使えば外資企業としての登記が問題なく出来る事を教えていただきました。どうやら会社を立ち上げるという事は実現出来そうです。


バリのIT事情
次にITという点に関していくと幸いバリは観光地で多くの観光客が訪れるという事もあり、インドネシアの中でもかなりITのインフラ環境は整っており、震災や津波、停電なども問題もインドネシアの中では比較的心配がないようです。では、ITの人材という点ではどうか。たまたま知人のバリ人の甥っ子が国立大学の情報工学科の4年生という奇跡があり、インタビューをする事ができました。やはりバリの中ではまだまだITの仕事や会社はないに等しいくらい少なく、その情報工学科も4年前に出来たばかりだといいます。卒業していく学生達もIT関連の仕事をしたくてジャカルタなどに出ていく人もいれば、バリの中で農業や工場に勤める人もいるのだといいます。しかし卒業研究なども見せてもらうと学生たちのレベルは決して日本に比べて高くはないが必要最低限は持っており、IT関連の仕事に関するモチベーションも悪くはないと感じました。(むしろ自分をはじめ日本の大半の学生よりいいのでは?)学生に「夢は?」と聞くと「自分の村にITを広げたい」と言ってくれたことが印象的でした。


次の転職先
という事でバリという小さな島の中でも多くの学びがあり自分自身の成長につながりました。
長いようであっという間だった9日間の旅の最終日、僕はバリで知人に尋ねました。


「バリで僕がこのビジネスをやるとしたら何を任せたいんですか?」
 
知人
「全部です、僕は日本の仕事を離れられないので」 

それから自分の中で何回も自問自答しました。
・自分が本当にやりたい事ってなに?
・バリなんかでネットの仕事できるの?
・お金や安定じゃないよね?
・周りに何言われるかわかんないぞ
・何が一番楽しそうなの?
・キャリアとか意味ある?
・夢に向かって頑張りたいんだよね?
・1人で会社作れるって楽しそうじゃん
・いちばん大変な道選んだほうがいいよ
・バリの人たちもいい人たちだし
・インドネシア語も学べるし
・BOP事業も学べるし






「バリでやってみっか」


という事で次はバリで新しい会社を自分で作る事にしました!



写真 4
 バリでお世話になった日本人オーナーさんのお店



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