今年も残すところわずか1日。

本当に色んなことがあったのですが、あっという間に一年が終わろうとしています。
年末はインドネシアのスラウェシで自然に囲まれながらのんびりと過ごし、今年の振り返りをしています。



たくさんチャレンジして多くの良いことや悪いことがありました。



良かったこと
1.人材危機を乗り越えて人材の宝庫に
2.アプリ開発事業に着手
3.大型案件を受注し売上が拡大


1.人材危機を乗り越えて人材の宝庫に
昨年末は面談の際に多くの退社願いがあるなど、非常に辛い思いをしました。これまで、人並み以上に社員のことを大事にしてきたつもりでしたが、今年は今まで以上により社員に向き合い、給与などの待遇も変更しました。

その結果、多くの社員が退社を取りやめて残ってくれ、これまで以上に一生懸命働いてくれました。さらに多くの新しいメンバーも加わり、退職者に対して、人を継ぎ足していくという負のサイクルから抜け出し、コミットメントのある力強い組織が出来たと思います。


2.アプリ開発事業に着手
今までやってきたゲーム事業を縮小し、新たにアプリ開発事業を始めました。インドネシアでは、相当数のスマートフォン普及に加え、近年のITビジネスブームもあり、アプリ開発に対する需要がかなり高まっています。しかしその需要に供給や開発者の品質が追いついていないのが現状です。当社では日本人のエンジニアを日本から招いてインドネシア人にトレーニングを施し、アプリ開発チームを作りました。まだ始めたばかりですが、多くのお問い合わせと数件の受注をいただております。来年に向けて楽しみな新規事業ができました。


3.大型案件を受注し売上が拡大
今年からジャカルタへの営業を強化し、いくつかのラッキーもありましたが何件かの案件をいただき、売り上げを大きく伸ばすことが出来ました。ジャカルタとバリでは案件数も規模も1桁違います。その分要求されることも当然大きくなってきます。より高いレベルの仕事が出来るようになってきました。





悪かったこと
1.メディア立ち上げや買収の失敗
2.事業拡大に伴うオペレーション不全
3.大怪我をした


1.メディア立ち上げや買収の失敗
私は当初からインドネシアで何かネットサービスやメディアを作りたいと思ってきました。そして今年は実際にメディアを作るために自分やスタッフの時間もそれなりに投資してきました。しかし結果的には、サービスを作っていたスタッフが退職したり、既存の開発事業に忙殺され、上手く立ち上げることが出来ませんでした。これは経営者としての私の判断ミスです。サービスやメディアは生半可な覚悟やリソースで作る事は出来ないという事を改めて思い知りました。これを教訓にして次の機を図り、再挑戦できればと思います。


2.事業拡大に伴うオペレーション不全
良い事で書いた通り、今年は仕事の数も要求も大幅に増えました。そんな中、新規クライアントのハンドリングや過去クライアント様のメンテナンスで仕事が肥大しすぎオペレーション不全を起こすことが多々ありました。プロとして、お客様の管理や素早いメンテナンスサービスを提供する体制を早急に作らなければなりません。


3.大怪我をした
年末、バイクで事故を起こし、死にかけました。
深夜、遅くまで作業し、疲れてバイクで帰っている途中に居眠り運伝をして川に転落し顔面を強打、前歯が折れたり、鼻が曲がったりする大怪我を負いました。幸い脳や背中にはダメージがなかったので良かったのですが、とても痛い思いをして自分の馬鹿さ加減を思い知りました。バリに来て4年、バイクの運転にも慣れてどこか驕りがあったのでしょう。もう少しで、命を落としたり、深刻な怪我を負って色んな人に迷惑をかけるところでした。健康な身体あっての日々の生活ですし、リスクをしっかりと考えることの意味を改めて学びました。



最後に、来年の個人目標も、来年は下記3点をしっかりと成し遂げたいと思っています。


2018年の目標
1.売り上げ目標 25億ルピア
2.デンパサールNo.1のオフィス建築
3.ギターを覚えて世界中の人と交流出来るようになる
おまけ. 本を24冊読む


経営者をやっている以上、売り上げを伸ばしていかないといけないのは当然ですが、弊社では来年は事業拡大に合わせて大きな自社オフィスを建築予定です。これは向こう30年を考えた戦略的な投資になります。ターニングポイントになり得るこのプロジェクトを何が何でも成功させなければなりません。
また、個人的には事業とは全く別の角度で、ギターを覚えたいと思ってます。自分の将来の夢ややりたいことを考えると、もっともっと色んな人と仲良く交流できる人間になりたいですし、ならなければいけません。コミュニケーションの少し苦手な僕にとって、サッカーや音楽は初めての人とコミュニケーションをとるとても有効な手段なのです。今は全くできませんが、ギターを覚えて世界中の人ともっと交流が出来る人になって、自分の夢を叶えたいと思います。



今年の年末はインドネシアの田舎のスラウェシで過ごしました。仕事から少し離れて自然に囲まれながら現地の人々と触れ合うことで、言葉で言い表せない幸せな時間を過ごせました。



来年も素敵な一年にしたいです。

良いお年を!


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先日弊社の創業時から学生バイトとしてずっと働いてきてくれたスタッフが大学を卒業しました。

なんと学部の首席に輝き、地元の新聞にも掲載されました!
嬉しいのでブログに書き残したいと思います。

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彼女が最初に会ったきっかけは日本語が喋れる女の子がいるということで、アシスタントにどうですかという友人の紹介でした。

面接をするなかで、ほぼ全く日本語が話ないという事がわかったのですが、なんとかしてやろうという根性と天性の明るさに魅力を感じて、パートタイムで働いてもらう事にしました。

その時に僕らが約束したことがあります。
学業と仕事の両立に挑戦する
どちらも途中で諦めない
時間が被った時は学業優先

そしてこの約束を守って、この3年間本当によく頑張っていました。

忙しい時は僕のバイクの後ろに乗って営業に行きながら、後ろで携帯を持ってずっと電話やメールで働いてくれました。

学校が終わってから、周りの友達が遊びに行きなか、妬みに打ち勝ちながら、会社に来続けました。

今、周りの友達は卒業してからの働き先がなく、彼女を羨ましく思っているそうです。

そんな彼女が見事学年1位の成績で、スピーチをしながら卒業してくれたことは、自分のこと以上に嬉しく思います。

インドネシアでは学校に行きながら、パートで働くという事があまり一般的ではありません。そして、卒業して社会に出てから180度違う世界を体験する事になります。

僕は個人的に学生のうちから可能な限り仕事をすることを推奨しています。学校で学ぶことも大事ですが、実際の仕事から学ぶ知識や技術、そしてお金をお客様から頂く大変さ、時間管理の大変さを若いうちから学ぶのはいいことだと思います。

弊社ではプログラマーやデザイナーでパートタイムで働いてくれている学生が沢山います。会社としてとも人材不足を補えるという点、優秀な若手人材を囲い込んでいくという点からも、Win Winなシステムだと思っています。

これからもインドネシアの若い子たちが、そのポテンシャルを最大化できるような環境を作っていきたいと思います!
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火山噴火の警戒がでているバリ島アグン山の麓のSidemen地区に行って来ました。自然のとても美しいところです。ここには弊社のお客様、友人がいるのでお話を伺ってきました。このエリアは避難勧告エリアのレッドゾーンから少しだけ外側のイエローゾーンなのですが、地元の人達は何か特別な警戒をするわけでもなく驚くほど穏やかに普通に生活しているように見えました。彼らも一体何が起きてるのか、いつまで続くのか、よくわからん、といった状況のようです。
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いくつか問題点も聞きました。ここには避難所もあり、レッドゾーンから避難してきた人達が滞在しているのですが、多くの人が家と仕事を失い暇を持て余しているようです。一日中ただ寝て過ごし、それがいつまで続くかもわからないのは精神的にも健康的にもよくありません。ボランティアの方が映画を上映したり、大道芸みたいなことをやって少しでも気がまぎれるようにしようという動きも出てきているようですが、数多くある避難所でまだまだ笑みのない生活をしなければいけない人が沢山います。また、多くの人が家畜を飼っており、家畜まで避難させるのは大変なので、家畜は山に置きっぱなしという事になっています。家畜は彼らにとっては銀行口座みたいなものなので、それを失ってしまうのは非常にきつい。そこでボランティアも含め多くの人が毎日危険を冒して山に登り家畜や野良犬、野良猫に餌をやりに行っています。収入がない中で餌をあげられない人もおり、寄付金で賄っていますが避難期間が長期化して問題が悪化しているようです。
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我々危険地帯から遠く離れている人間は一体どういう状況で、どんな助けが必要かもわからず、ついつい傍観者になってしまいます。今回何が必要かを友人に聞いた所、万が一噴火してしまった際に身を守るための特別なマスクが必要という事でしたので、微力ながら数百個の防塵マスクと寄金をさせていただきました。僕は東日本大震災の時にはただただ傍観しているだけでした。こんな些細なことをしても、これっぽっちも役に立たないと分かっていても、何にもしないよりは良い、傍観者よりは偽善者でいいと今は思ってます。

こういった厳しい状況の中、地元の人みんなで助け合い、色んなボランティアの方が助けに行っている姿を見て、自分がポジティブなエネルギーをもらったようでした。
これから何が起こるかわかりませんが、まず火山が静まってくれることを心から祈っています。この美しい自然が火山灰に覆われてほしくありません。そして万が一噴火してしまっても人を助けられる強い自分でいられるように日々精一杯生きたいと思います。
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I went to Sidemen area at the foot of Bali Mt. Agung where warning of volcanic eruption. It's very beautiful nature place. Since we have our customers and friends here, we have talked about stories. This area is a slightly outer yellow zone from the red zone in the evacuation recommendation area, but the local people seemed to live normally without any special panic. It seems they also don't know what is going on, how long it will go on..

I also heard a couple of problems. There are refuge here, people who have evacuated from the red zone are staying, but it seems that many people have lost their jobs and lost their house. The probrem is bored, people just sleeping all day and they don't know when this life will be end. It is not good both mentally and healthy. Some good volunteers have screened movies or they are doing something like street performances to make it feel relax, but there are still a lot of refuge to live without having a smile. 

In addition, as many people keep livestock, it is difficult to evacuate all cow, chicken, so they leave their livestock on mountains. Livestock is like a bank account for them, so it is very tough to lose it. So many people, including volunteers, take risks everyday and climb mountains to feed livestock, stray dogs, and stray cats. Some people can not feed in the out of income, although they are covered with donations, but the evacuation period has prolonged and the problem seems to be getting worse.

People like me far away from the danger zone don't know under what circumstances, what kinds help do they need, and become a bystander. When I asked my friends what is necessary this time, she said to store a special dast mask to protect themselves from eruption, so I donate a few hundred dust masks and small money. At the time of the East Japan Earthquake, I was just sitting without anything to be honest. Even though I do such a small small thing, even though I know that this one is useless, I think better than nothing, better than a bystander as a hypocrite.

In this tough situation, it seemed that I got a positive energy by seeing many local people help each other and various volunteers are going to help.
I don't know what will happen from now but I sincerely pray that the volcano will calm down. I don't want this beautiful nature to be covered by volcanic ash.And I want to live my life as hard as I can be a stronger person who can help others even if it erupted.こと。

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昨日新しいパートタイムの学生が入社し、これでパートタイムも含めてうちに在籍する社員が20人になりました。当社はWebの開発やマーケティング支援、アプリの開発などを行っているので、"人材 = 会社の戦闘能力"です。

もっと言えば
"社員数×社員の能力 = 会社の戦闘能力"
なので、当たり前ですが優秀な社員を多数抱えることが重要な課題となります。

当社の社員はほとんどがプログラマーやデザイナーです。
お客様からオーダーいただいたデザインや開発の案件を、彼らが制作していきます。

オーダーのボリュームと社員がこなせる仕事のボリュームを考えたときに次の3つの状態があると考えられます。

①オーダーのボリューム = 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームとそれを制作する社員がこなせる仕事量がほぼ同じボリュームとなっており、無駄なく不足なくの状態です。

②オーダーのボリューム > 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームが、自分たちのこなせる仕事量を超えており、リソースが不足しており、常に納期ギリギリの状態で追い詰められながら仕事をしている状態です。

③オーダーのボリューム < 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームが、自社のリソースよりも小さく、暇な社員が溢れて無駄な人件費が発生している状態です。


私の3年間ほとんどが②のリソースが足りない状態で、①のオーダーのボリュームと社員のこなせる仕事のボリュームが同じになるように目指した経営をしていました。

これが大きな間違いだったかと思っています。
この状態ですと、常に余裕がなく、仕事に優先度をつけることができません。
また誰か社員が辞めてしまうたびに緊急事態に陥ってしまいます。
そして緊急の仕事ばかりを優先的にこない、本来優先度が高く、急ぎではない仕事をすることができません。また常に人材が不足しており、人材採用にコストや時間を取らなければならないため、結果③の社員が溢れて発生する無駄なコストや時間をはるかに上回るマイナスがあります。


インドネシアでは社員の入れ替わりが激しい為、それを見越した経営をしなければいけません。
そして多少人材が炙れても、そのリソースを新しいことへの挑戦や実験として時間差の成果を生み出すことが、長い目で見るととても大切だと気付きました。

当社の事業も今のところは順調に推移しておりますが、上手くいっている時ほど危機感を持ち、多少多すぎると感じるくらいの優秀なメンバーを多数抱えていこうと心に決めました。


また、当社では今学生のパートタイム採用を積極的に行っています。
インドネシアではあまりアルバイトというのが一般的になっておらず、学生は学校がない時は遊んで、卒業してから初めて仕事をする人がほとんどです。

職業体験のない学生がいきなり仕事をしにくるので、「お客様の為に仕事をして、その満足の結果お金をいただく」という基本的な考え方がなく学生気分のままで仕事をスタートします。
結果会社にとっても彼らにとってもマイナスとなってしまっています。

日本では先日このようなニュースがあり、とても残念な印象を受けました。

インターンの採用直結認めず 有識者会議「学業の妨げ」(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17HB0_X10C17A5CR8000/


インターン採用は学生にとっても、企業にとっても大きなメリットのある採用ルートです。
当社ではプログラマーやデザイナーになりたい学生をインターンシップやパートタイムとして招き、トレーニングをしてから実際の仕事をしてもらいます。学生たちはスキルもマインドも伸ばせますし、会社としては頭の痛い人材不足をバイトの給料で補えますし、彼らが卒業してからも働いてもらえると考えると、新卒や中途を0から探すよりも効率的です。
もちろん学生が学業を疎かにするようなことを助長してはいけませんが、学業を優先した上で、残りの時間で学生が会社で働くことは学生にとってスキルや心を鍛えたり、人脈を作ったり、学業と仕事で忙しい中時間管理をするという多動力のようなものも鍛えられるのです。

今後も積極的に若い人たちを採用していき、インドネシアを代表するIT企業を目指していきます!

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先週からベトナムでお仕事があり、インドネシアの大型連休を利用して視察に行ってきました。
5年前に初めてハノイを訪れてから、久々にベトナムを再訪問し、多くの学びと刺激がありました。

社会主義国ならではの腐敗やビジネス慣習

政府関係者の汚職のようなものは、ベトナムに限らずよく耳にする問題ですが、社会主義として政府役人が絶対的な権力をもつこの国は賄賂やキックバックの大きさや頻度もハンパじゃないようです。ビジネスをやるにしても担当者へのキックバックや裏金などが発生するのが当たり前の世界で、これらの問題にどう対処するかが1つの大きなビジネス課題であるということがわかりました。


ホーチミン、ハノイ、ダナンという3都市

まず5年前の自分と、今の自分では、視点が大きく異なります。3年間を過ごしたインドネシアはもちろん、タイやマレーシア、シンガポールなど東南アジアの様々な国や日本と比較し、より広い横の軸でこの国を見ることが出来ました。今回はホーチミン、ダナン、ハノイという代表的な3都市を周りましたが、それぞれ特徴が大きく異なっていてとても面白かったです。元々南北に分かれて戦争をしていた人達が1つになった国ということもあり、人々の性格や考え方、能力、規制の厳しさ、人件費、成長余地など、が違うという前提でビジネスを展開しないといけないと、改めて痛感しました。



ベトナムで働くすごい日本人や日系企業

今回幸いにも6日間で6名、6社という沢山の方々に時間をいただく事が出来ました。お忙しい中、お時間をとり、惜しげも無くなんでも気さくに教えていただいただきました。異国で大きなビジネスを展開している方々は皆さんキャラにエッジがあり、話が面白く、人間力が高いなぁと感心しました。また数年で100人規模の人材を抱えるくらいにビジネスをドライブさせており、東南アジアの特徴や成長に上手く乗っかっているという点に関しても、自分自身の反省と改善に活かさなければなりません。


Timedoorというビジネスをインドネシアだけでなく、東南アジア全体で展開し、成長させられるよう、より精進していきます!


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