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今、インドネシアの交通事情に大きな変化が起きているような気がします。
インドネシアと言えば最低最悪の渋滞で有名ですが、今その不便をビジネス機会としてスマートフォンを使ったシェアリングエコノミー型の交通サービスが急速に普及し始めています。
主要プレイヤーは下記の3社です。
uber
まずは誰もが知ってるUBER(ウーバー)。アメリカ発祥のサービスです。昨年の8月からジャカルタでサービスを開始し、現在はジャカルタとバリでサービスを運営しています。運営しているといっても会社がインドネシアにある訳ではなく、現在「税金泥棒」と政府から厳しい追及を受け会社設立の手続き中だそうです。。相変わらずどこの国でもコンフリクトしますね。。。
私も使わせていただきましたがタクシーより安くてスマホで呼ぶと10分くらいで迎えに来てくれて大満足でした。
ちなみにドライバーさんにインタビューしたところ車を持っていないとウーバーから車をレンタルする形になり、給料はそこそこだそうですが、車を持っているとその車を使ってビジネスができ、ウーバーに20%(たしか)程度の手数料を支払って後は全ての売り上げが収益になる為、通常のタクシー運転手の倍くらいの収入が見込めるようです。





grab_taxi
続きてGRABTAXI(グラブタクシー)、こちらはインドネシアの隣のマレーシア発祥のサービスです。マレーシアでは誰もが知っている圧倒的な人気を誇るサービスです。今月からインドネシアに上陸してきました。なんと現在無料乗車体験キャンペーン中です。ソフトバンクのニケシュアローラ氏からの300億円を始めかなりの出資を集めており豊富な資金を使って一気にシェア、認知を拡大にかかっています。




gojek
こちらはウーバーやグラブタクシーと違い、バイクでのサービスを提供しているGOJEK(ゴジェック)です。インドネシア語でオジェックというとバイクタクシーという意味ですがそれを文字っていますね。サービスはバイクでの送迎だけでなく物の送迎、デリバリーフードサービス、買い物代行などのサービスを提供しており、現在すごい勢いで拡大しています。

contoh
私の生活エリアでもこのようなジャケット、ヘルメットをとてもよく見かけるようになりました。ドライバーの数が爆発的に伸びているようです。私の友人でも仕事を辞めGOJEKのドライバーになった人がいます。理由は明瞭で、お金です(笑) バリで普通に働いている人だと大体2~300万ルピア(2~3万円)程度の給与水準なのですが、なんとGOJEKドライバーなら一日30万ルピア程度稼ぐことができるようなのです。毎日働けば給与相場の3倍です。いつも乗り慣れているバイクに乗るだけでそれだけの給料がもらえるので誰もが飛びついているという訳です。



さて、という事で今インドネシアで大ブームを引き起こしているこれらのサービスですがまだまだ問題は山積しています。スマートフォンがコアになっていますが電波の問題があるのでドライバーに上手く会えなかったり、会社がないのでインドネシアで収益があるのに納税をしていなかったり、白タクなので従業員という形にはならず個人の所得もなし、社会保障もなし、まだまだ整備していかないといけない点が多くあります。
しかし今まで交通という点においてどこよりも苦労してきた国です、不便を改善するこうしたサービスの需要があるのは大きいのは間違いありません。今後が楽しみです。