昨日新しいパートタイムの学生が入社し、これでパートタイムも含めてうちに在籍する社員が20人になりました。当社はWebの開発やマーケティング支援、アプリの開発などを行っているので、"人材 = 会社の戦闘能力"です。

もっと言えば
"社員数×社員の能力 = 会社の戦闘能力"
なので、当たり前ですが優秀な社員を多数抱えることが重要な課題となります。

当社の社員はほとんどがプログラマーやデザイナーです。
お客様からオーダーいただいたデザインや開発の案件を、彼らが制作していきます。

オーダーのボリュームと社員がこなせる仕事のボリュームを考えたときに次の3つの状態があると考えられます。

①オーダーのボリューム = 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームとそれを制作する社員がこなせる仕事量がほぼ同じボリュームとなっており、無駄なく不足なくの状態です。

②オーダーのボリューム > 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームが、自分たちのこなせる仕事量を超えており、リソースが不足しており、常に納期ギリギリの状態で追い詰められながら仕事をしている状態です。

③オーダーのボリューム < 社員がこなせる仕事のボリューム
お客様からいただくオーダーのボリュームが、自社のリソースよりも小さく、暇な社員が溢れて無駄な人件費が発生している状態です。


私の3年間ほとんどが②のリソースが足りない状態で、①のオーダーのボリュームと社員のこなせる仕事のボリュームが同じになるように目指した経営をしていました。

これが大きな間違いだったかと思っています。
この状態ですと、常に余裕がなく、仕事に優先度をつけることができません。
また誰か社員が辞めてしまうたびに緊急事態に陥ってしまいます。
そして緊急の仕事ばかりを優先的にこない、本来優先度が高く、急ぎではない仕事をすることができません。また常に人材が不足しており、人材採用にコストや時間を取らなければならないため、結果③の社員が溢れて発生する無駄なコストや時間をはるかに上回るマイナスがあります。


インドネシアでは社員の入れ替わりが激しい為、それを見越した経営をしなければいけません。
そして多少人材が炙れても、そのリソースを新しいことへの挑戦や実験として時間差の成果を生み出すことが、長い目で見るととても大切だと気付きました。

当社の事業も今のところは順調に推移しておりますが、上手くいっている時ほど危機感を持ち、多少多すぎると感じるくらいの優秀なメンバーを多数抱えていこうと心に決めました。


また、当社では今学生のパートタイム採用を積極的に行っています。
インドネシアではあまりアルバイトというのが一般的になっておらず、学生は学校がない時は遊んで、卒業してから初めて仕事をする人がほとんどです。

職業体験のない学生がいきなり仕事をしにくるので、「お客様の為に仕事をして、その満足の結果お金をいただく」という基本的な考え方がなく学生気分のままで仕事をスタートします。
結果会社にとっても彼らにとってもマイナスとなってしまっています。

日本では先日このようなニュースがあり、とても残念な印象を受けました。

インターンの採用直結認めず 有識者会議「学業の妨げ」(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17HB0_X10C17A5CR8000/


インターン採用は学生にとっても、企業にとっても大きなメリットのある採用ルートです。
当社ではプログラマーやデザイナーになりたい学生をインターンシップやパートタイムとして招き、トレーニングをしてから実際の仕事をしてもらいます。学生たちはスキルもマインドも伸ばせますし、会社としては頭の痛い人材不足をバイトの給料で補えますし、彼らが卒業してからも働いてもらえると考えると、新卒や中途を0から探すよりも効率的です。
もちろん学生が学業を疎かにするようなことを助長してはいけませんが、学業を優先した上で、残りの時間で学生が会社で働くことは学生にとってスキルや心を鍛えたり、人脈を作ったり、学業と仕事で忙しい中時間管理をするという多動力のようなものも鍛えられるのです。

今後も積極的に若い人たちを採用していき、インドネシアを代表するIT企業を目指していきます!

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